三十四丁目の奇跡

Miracle on 34th Street

ニューヨークのクリスマスを舞台にしたファンタジー映画の傑作
アカデミー賞助演男優賞、脚色賞、原案賞の三部門を受賞

「喝采」(’54)の脚色したジョージ・シートンが、自ら脚本を書き監督にあたった作品で、原作は「グレン・ミラー物語」(’54)ヴァレンタイン・デイヴィースが書きおろしたもの。撮影は「夜霧の港」(’42)のチャールズ・G・クラークと「人間模様」(’52)のロイド・エイハーン。音楽は「イヴの総て」(’50)のアルフレッド・ニューマン。主演は「センチメンタル・ジャーニー」(’46)と同じくモーリン・オハラとジョン・ペイン、「王国の鍵」(’44)のエドモンド・グウェン、「我が道を往く」(’44)のジーン・ロックハートと「スミス都へ行く」(’39)のポーター・ホールなどが共演し、「ウエスト・サイド物語」(’61)のナタリー・ウッドが子役で出演している。47年度のアカデミー助演男優賞、脚色賞、原案賞を受賞した作品。(1947年・米国)

監督: ジョージ・シートン

1947年作品 上映時間96分 製作国アメリカ

◆第20回(1947年)アカデミー賞 助演男優賞/脚色賞/原案賞の三部門を受賞
◆ゴールデン・グローブ賞 脚本賞/助演男優賞(エドマンド・グウェン)受賞

監督 ジョージ・シートン
脚本 ジョージ・シートン
原案 ヴァレンタイン・デイヴィス
製作 ウィリアム・パールバーグ
音楽 シリル・モックリッジ/アルフレッド・ニューマン(音楽監督)
撮影 チャールズ・クラーク ロイド・エイハーン
編集 ロバート・L・シンプソン
製作会社 20世紀フォックス

モーリン・オハラ(ドリス・ウォーカー)
ジョン・ペイン(フレッド・ゲーリー)
エドマンド・グウェン(クリス)
ジーン・ロックハート(ヘンリー裁判長)
ナリタ―・ウッド(スーザン)
ポーター・ホール(ソーヤ―)
ウィリアム・フローリー(チャーリー)
ジェローム・コウアン(マーラ弁護士)
フィリップ・ダング(シェルハマー)
ハリー・アントリム(メイシ―社長)

感謝祭の日、ニューヨークの百貨店メイシーはクリスマス・パレードを34丁目通で催すのが常である。8頭立てのトナカイがひくソリに乗っているサンタは、クリス・クリングルと名乗る本当に長い白ひげの老人で、人事係長ドリス・ウォーカーが新たに雇ったのだった。彼女の8歳になる娘スーザンはアパートの隣室の住人の弁護士フレッド・ゲイリーと親しくなり、その縁でドリスとフレッドとも友達になる。クリス老人は人気をわき立たせたので、百貨店ではおもちゃ売場の人寄せに立たせ、クリスマス・セールを始める。クリスは子供のために希望の品を言わせ、その品がメイシーになければ売っている店を教えた。ドリスはスーザンにもおとぎ話や夢物語を読ませず、サンタなんかも嘘だと言い聞かせていた。ところがある日・・・。

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