アラバマ物語
To Kill a Mockingbird
人種差別とアメリカの正義を描いた法定社会派ドラマの傑作
61年にノンフィクション部門でピューリッツア賞を獲得したネル・ハーバー・リーの小説「ものまね鳥を殺すには」を、「テンダー・マーシー」(’82)のホートン・フートが脚色し、「サンセット大通り」(’65)のロバート・マリガンが監督した社会ドラマ。製作は「コールガール」(’71)のアラン・J・パクラ、撮影は「ハタリ!」(’62)のラッセル・ハーラン、音楽は「モダン・ミリー」(’66)のエルマー・バーンスタイン。出演は5度目のノミネートで念願のオスカーを獲得した「ローマの休日」(’53)のグレゴリー・ペック、これがデビュー作の「雨のニューオリンズ」(’65)の新人メアリー・バダム、「テンダー・マーシー」のロバート・デュヴァルなど。62年度のアカデミー主演男優賞、脚色賞、セット美術、美術監督・装置賞を受賞した。(1962年・米国)
監督: ロバート・マリガン
1962年作品 上映時間129分 製作国アメリカ
◆1962年度(第35回)アカデミー賞主演男優賞/脚色賞/美術賞(白黒部門)の3部門受賞
全8部門ノミネート
◆1962年度(第20回)ゴールデングローブ賞 主演男優賞(ドラマ部門)受賞/作曲賞受賞
◆1963年度(第16回)カンヌ国際映画祭 ゲイリー・クーパー賞受賞:ロバート・マリガン
監督 ロバート・マリガン
脚本 ホートン・フート
原作 ハーパー・リー
製作 アラン・J・パクラ
音楽 エルマー・バーンスタイン
撮影 ラッセル・ハーラン
編集 アーロン・ステル
配給 ユニバーサル映画
グレゴリー・ペック(アティカス・フィンチ)
メアリー・バダム(スカウト)
フィリップ・アルフォード(ジーン)
ジョン・メグナ(ディル)
フランク・オバートン(ヘック・テイト保安官)
ロバート・デュヴァル(ブー)
ローズマリー・マーフィー(モーディー)
ルース・ホワイト(デュボー)
ブロック・ピータース(トム・ロビンソン)
グレゴリー・ペックが真のヒーローを演じた社会派問題作。
ピューリッツァ賞を受賞したH・リーの「ものまね鳥を殺すには」等、社会派ドラマを多く送り出している、アラン・J・パクラ製作&ロバート・マリガン監督のコンビで映画化した衝撃問題作。
不況の渦巻く1932年のアメリカ南部・アラバマ州。幼い息子と娘の良き父親でもある弁護士フィンチ(グレゴリー・ペック)に、暴行事件で訴えられた黒人トムの弁護の責務が下る。だが偏見根強い南部のこの町の人々は黒人側に付いたフィンチにまるで当然のように冷たく当たるのだった…。
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