丹下左膳 百萬両の壺

大河内傳次郎の丹下左膳をモダンにコメディ化した天才・山中貞夫の傑作
キネマ旬報社『日本映画・外国映画オールタイム・ベスト・テン』ベスト7位

林不忘原作の「丹下左膳」は、伊藤大輔・マキノ雅弘などの名監督達により過去にも何度も映画化されているが、同じ大河内傳次郎が主演している丹下左膳シリーズの中で、山中貞雄が監督したこの作品は、それまでのチャンバラ映画から、左膳を中心にした人情喜劇に見事に変貌している。笑いとテンポを巧みに取り入れた演出は、この若くして亡くなった監督の天才ぶりを証明している。

監督: 山中貞雄

公開年月日:1935/06/15 収録時間:92分

◆キネマ旬報社『日本映画・外国映画オールタイム・ベスト・テン』 ベスト7位

監督 山中貞雄
脚本 三村伸太郎
製作 日活京都撮影所
音楽 西悟朗
主題歌 東海林太郎 『丹下左膳の唄』
撮影 安本淳
編集 福田利三郎
配給 日活

大河内 傳次郎(丹下左膳)
喜代 三(お藤)
宗春 太郎(ちょび安)

ある小藩に伝わるこけ猿の壺、その壺の中には先祖が隠した百万両のありかが示されていた。その壺を巡って、藩主の弟の道場主や父親を殺された少年、少年を引き取る矢場の女将など様々な人間ドラマが展開する。

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