ロープ

Rope

劇中の時間と映画の時間を一致させワンシーンのみで構成した
ヒッチコックの実験的意欲作

「ガス燈」 (’44) の英国劇作家・パトリック・ハミルトンの戯曲『Rope’s end』 を 「救命艇」 (’44) のヒューム・ クローニンが脚色し、 「追想」 (’49) のアーサー・ローレンツが脚本化した、アルフレッド・ヒッチコック監督のサスペンス。 製作は 「山羊座の もとに」 (’49)のシドニー・L・バーンステイン。 撮影は「疑惑の影」 (’42)のジョセフ・ヴァレンタインと、「ジャンヌ・ダーク」 (’48) のウィリアム・ V・スコール。「風雲児アヴァース」 (’36) のレオ・F・フォーブステイ ンが音楽を担当した。出演は「フィラデルフィア物語」 (’40) のジェームズ・スチュアート、 「見知らぬ乗客」 (’51) のファーリー・グレンジャー、 やTV「ヒッチコック劇場」 のジョン・ドールなど。映画内での事件進行 時間と実際の時間を一致させた手法をとっている。 (1948年・米国)

監督: アルフレッド・ヒッチコック

1948年作品 上映時間80分 製作国アメリカ

監督 アルフレッド・ヒッチコック
脚本 アーサー・ローレンツ/ベン・ヘクト
原案 ヒューム・クローニン
原作 パトリック・ハミルトン 『ロープ』
製作 アルフレッド・ヒッチコック/シドニー・L・バーンスタイン
音楽 デヴィッド・バトルフ/レオ・F・フォーブスタイン
撮影 ジョセフ・ヴァレンタイン/ウィリアム・V・スコール
編集 ウィリアム・H・ジグラー
製作会社 トランスアトランティック・ピクチャーズ

ジェームズ・スチュアート(ルパート・カデル)
ジョン・ドール(ブランドン)
ファーリー・グレンジャー(フィリップ)
サー・セドリック・ハードウィック(ケントリー)
コンスタンス・コリアー(アトウォーター)
ダグラス・ ディック(ケネス)
エディス エヴァンソン(ウィルソン)
ディック・ホーガン(デビット・ケントリー)
ジョアン・チャンドラー(ジャネット・ウォーカー)

摩天楼が見える、ある1室。自信家のブランドンとピアニストのフィリップ、そしてデイビットは大学時代の友人。ところが、ブランドン(ジョン・ドール)とフィリップ(ファーリー・グレンジャー)の2人は結託して、ディビットを絞殺。遺体をチェストの中に隠す。
自分たちの優秀さをみせつけようと殺したらしい。これから、フィリップの送別会が行われるため、部屋には何も知らない招待客が集まってきた。送別会には、ディビットの両親であるケントリー夫妻(妻は風邪で欠席。)、デイビットの婚約者ジャネット、大学時代の寮監ルパートなどが出席。家政婦ウィルソンは、ブランドンとフィリップのいつもとは違う様子に気が付いていた。奇妙なことに、食事はいつものテーブルではなく、チェストをテーブル代わりにして始められます。ところが、いつまで経ってもディビットは来ない。心配した父親が息子と連絡を取ろうとするが。

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