レベッカ

Rebecca

新天地アメリカに渡ったヒッチコックの第一作、見事にアカデミー賞作品賞を受賞
ロマンティックな心理スリラーの傑作

「情炎の海」(’44)のダフネ・デュ・モーリアの同名の原作を、「我等の生涯の最良の年」(’46)のロバート・E・シャーウッドとジョーン・シンプソンが共同で脚色したものを、「バルカン超特急」(’38)などですでに英国で活躍していたアルフレッド・ヒッチコックがハリウッドで監督した第一回作品。1940年度のアカデミー作品賞、撮影賞を受賞している。製作は「風と共に去りぬ」(’39)のデイヴィッド・O・セルズニック。撮影は「海賊バラクーダ」(’45)のジョージ・バーンズ、音楽は「大編隊」(’40)のフランツ・ワックスマンが担当。「嵐が丘」(’39)のローレンス・オリヴィエ、「純愛の誓い」(’42)のジョーン・フォンテーン、「天国の怒り」(’41)のジョージ・サンダースなどが出演している。(1940年・米国)

監督: アルフレッド・ヒッチコック

1940年作品 上映時間130分 制作国アメリカ

◆第13回(1940年)アカデミー賞 作品賞/撮影賞(白黒部門) 2部門受賞

監督 アルフレッド・ヒッチコック
脚本 ロバート・E・シャーウッド/ジョーン・シンプソン
原案 フィリップ・マクドナルド/マイケル・ホーガン
原作 ダフニ・デュ・モーリア
製作 デヴィッド・O・セルズニック
音楽 フランツ・ワックスマン
撮影 ジョージ・バーンズ
編集 W・ドン・ヘイズ
製作会社  セルズニック・インターナショナル・ピクチャーズ

ローレンス・オリヴィエ(マクシミリアン・ドウィンター=マキシム)
ジョーン・フォンテーン(わたし)
ジョージ・サンダース(ジャック・ファーヴェル)
ジュディス・アンダーソン(ダンバース夫人)
グラディス・クーパー(ベアトリス)
レオ・G・キャロル(ベーカー医師)
ナイジェル・ブルース(ギリス)
C・オーブリー・スミス(ジュリアン署長)

旅行先のモンテカルロでキャロライン(ジョーン・フォンテ―ン)は、最愛の妻レベッカを亡くしたばかりの英国紳士マキシム(ローレンス・オリヴィエ)と出会う。二人は急速に親しくなり結婚、キャロラインはマキシムの二度目の妻となり、彼の豪邸のあるマンダレーへ向かった。どことなく不気味で冷たく、何かとキャロラインに辛くあたる前妻レベッカの召使いダンヴァーズ夫人。屋敷の側の入江に住む奇妙な男。そして屋敷内に残る前妻レベッカの肖像画と”R”のイニシャル…。この屋敷はまだレベッカの影が支配していた。そんな時、入江に小船が引き上げられる。そこにはなんと、マキシムが死亡を確認したはずのレベッカの死体があった!!

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