黄昏

Carrie

ローレンス・オリヴィエとジェニファー・ジョーンズの共演よるロマンス映画
監督は『ローマの休日』のウィリアム・ワイラー

「アメリカの悲劇」(「陽のあたる場所」の原作)を書いたセオドア・ドライザーの処女小説「シスター・キャリー」をウィリアム・ワイラーが「探偵物語」(’51)に先立って製作・監督し映画化された作品。脚本は「女相続人」(’49)のルース及びオーガスタス・ゲーツ夫妻で、原作の一部を集中的に脚色している。撮影は「旅愁」(’50)のヴィクター・ミルナー、音楽は「悪人と美女」(’52)のデイヴィッド・ラクシンが担当。主演は「嵐が丘」(’39)以来ワイラーと組んだローレンス・オリヴィエと「終着駅」(’53)のジェニファー・ジョーンズで、「女相続人」のミリアム・ホプキンス、舞台から映画入りした喜劇俳優で「ローマの休日」(’53)のエディ・アルバート、「折れた矢」(’50)のベイジル・ルイスデール、「遠い太鼓」(’51)のレイ・ティールらが助演している。(1951年・米国)

監督: ウィリアム・ワイラー

1951作品 上映時間121分 製作国アメリカ

◆第25回(1952年)アカデミー賞 衣装デザイン賞/美術賞 ノミネート

監督 ウィリアム・ワイラー
脚本 ルース・ゲーツ/オーガスタ・ゲーツ
原作 セオドア・ドライサー 『シスター・キャリー』
製作 ウィリアム・ワイラー
音楽 デイヴィッド・ラクシン
撮影 ヴィクター・ミルナー
編 集 ロバート・スウィンク
製作会社 パラマウント映画

ローレンス・オリヴィエ(ジョージ・ハーストウッド)
ジェニファー・ジョーンズ(キャリー・ミニバー)
ミリアム・ホプキンス(ジュリア・ハーストウッド)
エディ・アルバート
(チャールズ・ドルーエ<チャーリー>)
ベイジル・ルイスディール(フィッツジェラルド)
レイ・ティール(アレン)
ウィリアム・レイノルズ(ジョージ・ハーストウッドJr.)
メアリー・マーフィ(ジェシカ・ハーストウッド)

ミズリーの田舎から姉を頼って働きに出たキ ャリー(ジョーンズ)は、たちまち衣食の道を失って汽車の中で知り合ったセ ールスマンのチャールズ(アルバート)の援助に頼らなければならなくなった。チャールズは彼女を彼のア パートに引き入れ、結婚を口実に同棲を始めたが、むろんその意志はなかった。 シカゴ一流の料理店フィッツジェラルドで支配人をつとめるハ ーストウッド(オリヴィエ)はチャールズのなかだちでキャリーに会い、冷酷強欲な妻では満たされない温かさをこの田 舎娘に感じた。2人は、旅がちのチャールズの目を盗んで逢瀬を増し話はついに結婚にまで進 んだ。ハーストウッドは妻に離婚を要求してキャリーと新しい生活に旅立とうとしたが、 むろん妻は許さず、彼は逆上のあまり店の主人の現金を握ったままキャリー とニューヨークへ駆け落ちするのだった…。

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