誰がために鐘は鳴る
For Whom The Bell Tolls
スペイン内乱を舞台にしたヘミングウェイ原作の映画化
イングリッド・バーグマン初のカラー映画
「老人と海」(’58)のアーネスト・ヘミングウェイが自らの体験を基に発表した同名の長編小説を、「深夜の告白」(’44)のバディ・G・デシルヴァが製作指揮し、「チップス先生さようなら」(’39)のサム・ウッドが製作、監督に当たった。脚色は「駅馬車」(’39)のダドリー・ニコルズ、撮影は「風と共に去りぬ」(’39)のレイ・レナハン、音楽は「80日間世界一周」(’56)のヴィクター・ヤングが担当した。主演は「真昼の決闘」(’52)のゲイリー・クーパーと「カサブランカ」(’42)のイングリッド・バーグマン、「将軍暁に死す」(’36)のエイキム・タミロフ、「情炎の海」(’44)のアルチュロ・デ・コルドヴァ、「若者のすべて」(’60)のカティナ・バクシヌーが43年度アカデミー助演女優賞とゴールデン・グローブ助演賞を獲得した。(1943年・米国)
監督: サム・ウッド
1943年作品 上映時間156分 製作国アメリカ
◆第16回(1943年)1943年度アカデミー賞 助演女優賞受賞
◆ゴールデン・グローブ助演賞受賞
監督 サム・ウッド
脚本 ダドリー・ニコルズ
原作 アーネスト・ヘミングウェイ 『誰がために鐘は鳴る』
製作 サム・ウッド
製作総指揮 B・G・デシルヴァ カティーナ・パクシヌー
音楽 ヴィクター・ヤング
撮影 レイ・レナハン
編集 シャーマン・トッド ジョン・F・リンク
配給 パラマウント映画
ゲイリー・クーパー(ロバート・ジョーダン)
イングリッド・バーグマン(マリア)
エイキム・タミロフ(パブロ)
カティーナ・パクシヌー(オーガスチン)
ジョゼフ・キャレイア(エル・ソルド)
カティーナ・パクシ―(ピラー)
ウラジミール・ソコロフ(アンセルモ)
ミハイル・ラズムニー(ラファエル)
フォーチュニオ・ボナノヴァ(フェルナンド)
1937年、内乱のスペインで、アメリカ人教授ロバート・ジョーダン(ゲイリー・クーパー)が人民線派に身を投じ右翼のフランコに対するゲリラを行なっていた。彼の任務は3日後の未明までに山間の峡谷にかかる鉄橋を撃破することだった。ジョーダンは同志のジプシーを連れ、山間にアジトを持つゲリラに援助を求めにやってくる。そのアジトにはパブロ(エイキム・タミロフ)を頭に、妻のピラー(カティーナ・パクシヌー)や数名の手下、そしてスペインのある市長の娘で、右翼から虐待を受けた過去のあるマリア(イングリッド・バーグマン)という娘もかくまわれていた。マリアはジョーダンを一目みて恋をするが、ジョーダンはともすれば裏切りそうなパブロの態度や、馬の調達などで、恋に酔う暇はなかった。そんな時、ゲリラの頭目エル・ソルドが右翼軍の爆撃を受ける。
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