栄光何するものぞ

What Price Glory?

監督ジョン・フォード主演ジェームズ・キャグニーでおくる戦争コメディ

「わが谷は緑なりき」 (’41) など で4度のアカデミー監督賞を受賞し たジョン・フォードの監督作品。 「キ ーラーゴ」(’34) のマクスウェル・アンダーソンと「黄色いリボン」 (’49)のローレンス・ストーリングススの舞台劇の映画化で、 脚色は「ニュー マンという男」 (’63) のフィービーとヘンリー・エフロン夫妻。製作は「紳士は金髪がお好き」 (’53) のソル・C・シーゲル。 撮影は 「若き獅子たち」 (’58) のジョー・マクドナルド、 音楽は 「イヴの総て」 (’50) のアルフレ ッド・ニューマン。 出演は 「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ」 (’42)の ジェームズ・キャグニー、 「遠い国」 (’54) のコリンヌ・カルヴェ、「彼女は2挺拳銃」(’50) のダン・デイリー、「ポーリンの冒険」のウィリアム・ デマレスト、「探偵物語」 (’51) のクレイグ・ヒルなど。 (1952年・米国)

監督: ジョン・フォード

1952年作品 上映時間111分 製作国アメリカ

監督 ジョン・フォード
脚本 フィービー・エフロン ヘンリー・エフロン
原作 マックスウェル・アンダーソン ローレンス・スターリングス
製作 ソル・C・シーゲル
音楽 アルフレッド・ニューマン
撮影 ジョー・マクドナルド
編集 ドロシー・スペンサー
配給 20世紀フォックス

ジェームズ・キャグニー(フラッグ)
コリンヌ・カルヴェ (チヤルメール)
ダン・デイリー(クワート)
ウィリアム・デマレスト(カイパー)
クレイグ・ヒル(オールドリッチ)
ロバート・ワグナー (ルイスン)
マリサ・パバ ン(ニコール)
ケイシー・アダムス (ムーア)
ウォー リー・ヴァーノン (リピンスキー)

1918年、フランス戦線後方の村にフラッグ大尉の指揮するアメリカ海兵隊L中隊が帰って来た。大尉は休暇でパリへ行く事になっていたが、なじみの酒場の娘シャルメインから、結婚してパリへ連れて行ってくれと頼まれ、すっかりクサってしまった。中隊には高校出の補充兵が配属され、その教育係として曹長が赴任して来たが、何とその男は大尉の昔からの色仇であるクワートだった。大尉がひとりパリに旅立った後、曹長はシャルメインをモノにした。一方、新米の補充兵リュイゾンは村の子町娘ニコルに一目惚れし、二人は一週間で結婚を決意する。パリから帰ったフラッグ大尉は、酒場の親父からシャルメインの処置を怒鳴りこまれ、相手がクワートと知って激怒したが、この二人を結婚で縛り付けておくのも一計と、早速式を挙げさせる事になった。しかし、この時中隊に出動命令がおりて、クワートとシャルメインも、リュイゾンとニコルも、ともに結婚は一時延期になってしまった。

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