ブロードウェイ･メロディー
Broadway Melody
トーキー初のミュージカルでMGM初のミュージカル映画
第二回アカデミー賞作品賞を見事受賞
「アンナ・カレーニナ」 (’27)、 「グ ランド・ホテル」 (’32) の監督・エド モンド・グールディングが書下ろしたストーリーを 「若草物語」 (’33’49) のサラー・メーソン女史が脚色、 「踊る娘たち」 (’28) のハリー・ボーモントが監督した、ブロードウェイの舞台裏を華やかな歌と踊りで彩ったミュージカルドラマ。 撮影は「ローズマリー」 (’28) のジョン・アーノルド。 出演は「キートンのエキストラ」 (’30)のアニタ・ペイジ、 「情焔の曲」 (’25) のベシー・ラブ、NYミュージカル・コメディー俳優で「ホリウッド・レビュー」 (’29) のチャールズ・ キング、「悪魔の日曜日」 (’30) のジェッド・プラウティー、 「結婚草紙」 (’30) のメアリー・ドーランなど。 第2回(’28~’29) アカデミー賞では
3部門にノミネートされ作品賞を受賞した。 (1929年 米国)
監督: ハリー・ボーモン
1929年作品 上映時間100分 製作国アメリカ
◆第2回(1928/29年) アカデミー賞 作品賞受賞
監督 ハリー・ボーモント
脚本 サラ・Y・メイソン
製作 ハリー・ラプト
音楽 ナシオ・ハーブ・ブラウン
撮影 ジョン・アーノルド
編集 サム・S・ジンバリスト
配給 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
アニタ・ペイジ (クィニー)
ベッシー・ラブ (ハンク)
チャー ルズ・キング (エディ)
ジェッド・プラウティー (ジェッド叔父さん)
ケネス・ト ンプソン(ジャック)
エドワード・ディロン (舞台監督)
メアリー・ドーラン(ブ ロンド)
エディ・ケーン (ザンフィールド)
J・エメット・ベック (ベーブ)
マー シャル・ルース(スチュー)
2年ぶりにニューヨークへ戻って来た歌手のエディはザンフィールド―座の新しいレビュー「ブロードウェイ・メロディ」で新曲を唄うことになった。彼は恋人のハンクとその妹のクィーニィを舞台に出るように計らってやる。エディはクィーニィの美しく成長した姿とその優しい心を見て姉ハンクを愛する以上に妹に夢中になってしまう。クィーニィもまたエディを想っているのだが、姉ハンクのエディに対する愛情を見て自分を犠牲にしても二人を一緒にさせようと決める。そして言い寄られるままにジャックという金持ちの御曹司と飲み廻ったり遊び歩いたりした。エディはクィーニィの心にもない振る舞いを黙って見てはいられず、彼女を責め、哀願し、ジャックとの交際を止めさせようとした。姉のハンクもクィーニィの将来を心配して意見した。二人にそうされればされるほどクィーニィは表向きでは怒って心の中で涙しながらジャックのもとへ行くのであった…。
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