シマロン
Cimarron
RKOが最大の制作費を注ぎ込んだ壮大なスケールの米国開拓劇
「ショウボート」 (’36)、 「ジャイア ンツ」 (’56)の原作者エドナ・ファーバーの名作小説を、 「地獄の天使」 (’30) のハワード・エスタブルックが脚色しトーキー化したもの。監督 は 「アリゾナ」 (’39) のウェズリー・ラッグルズ、製作は「荒原の激闘」 (’37) のウィリアム・ルバロン。 音楽は「風と共に去りぬ」 (’39)、 「カサブランカ」 (’49) のマックス・スタイナー。 出演は「十誡」 (’23) のリチャード・ディックス、舞台出身で 「邂逅 (めぐりあい)」 (’39) のアイリーン・ダン、「南部の人」 (’45) のエステル・テイラー、「チャンプ」 (’31) のロスコー・ エイツなど。撮影はパラマウント社時代からディックス映画をクランクしたエドワード・クロンジェガーが担当した。 第4回 (31~32年度) アカデミー賞では作品賞、 脚色賞を受賞した。 (1931年米国)
監督: ウェズリー・ラッグルス
1931年作品 上映時間124分 製作国アメリカ
◆第4回 (1931年) アカデミー賞 作品賞/脚色賞を受賞
監督 ウェズリー・ラッグルズ
脚本 ハワード・エスタブルック
原作 エドナ・ファーバー
製作 ウィリアム・ルバロン/ウェズリー・ラッグルズ
音楽 マックス・スタイナー
撮影 エドワード・クロンジェガー
編集 ウィリアム・ハミルトン
配給 RKO
リチャード・ディックス (ヤンシー・クラバット)
アイリーン・ ダン(セイブラ・クラバット)
エステル・テイラー (ディクシー・リー)
ナンス・ オニール(フェリス)
ウィリアム・コリアー・ジュニア(キッド)
ロスコー・エイツ(リッキー)
ジョージ・E・ストーン (ソル・レビー)
スタンリー・フィールズ (ロン・ヤンティ ス)
ロバート・マクウェード(ルイス・ヘフナー)
エドナ・メイ・オリヴァー(トレイシー・ワイアット)
1889年4月12日。オクラホマでは、土地の分割占有権を決める戦争の日で、数戦の各種の車馬がその競争に加わった。家族の期待を背負って参加したヤンシーであったが、ある女に騙されて土地を奪われてしまう。その後ヤンシーは、辺境の地オセイジに移住し新聞社を立ち上げ、インディアンの権利擁護にのりだした。日頃から正義と平等を掲げる彼は、オセイジの町の凶悪事件に次々と立ち向かっていく。何年かの後、、じっとしている事の出来ないヤンシーは突然風のように妻と子を残してこの町を去って行ったが、米西戦争に加わった後に、英雄として帰って来た。その後も正義の為に力を尽くすヤンシーであったが、己がインディアンの為に尽くす仕事も終わり、再び他に己が指名を果たす地を求め去って行った。妻はヤンシーの留守中に新聞と家を守り、いつも野望に燃えて新しい仕事に取り組む夫の帰りを待つのであるが…。
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