肉弾鬼中隊

The Lost Patrol

ジョン・フォード初の戦争映画。緊迫の心理劇を演出した傑作

「怒りの葡萄」 (’40)、 「わが谷は 緑なりき」 (’41) のジョン・フォード による初の戦争映画監督作品で、 「サハラ戦車隊」 (’43) のフィリップ・マクドナルド作の実話小説「偵察隊」 に基づいて、「フランケンシュタイン」 (’31) のギャレット・フォートが改作、「男の敵」 (’35) のダドリー・ニコルズが脚色した。 撮影は「キー トンの麦酒王」 (’33) のハロルド・ウェンストロム、音楽は「風と共に去 りぬ」 (’39) のマックス・スタイナーが担当。出演は「男の敵」のヴィク ター・マクラグレン、 「魔の家」 (’32) のボリス・カーロフ、「街の野獣」 (’32)のウォーレス・フォード、 「ロミオとジュリエット」 (’36) のレジノルド・ デニー、「流れる青空」 (’33) のJ・M・ケリガン、 「或る夜の出来事」 (’34) のアラン・ヘールなど。 (1934年 米国)

監督: ジョン・フォード

1934年作品 上映時間66分 製作国アメリカ

監督 ジョン・フォード
原作 フィリップ・マクドナルド
脚本 ダドリー・ニコルズ
撮影 ハロルド・ウェンストロム
音楽 マックス・スタイナー
配給会社 RKO

ヴィクター・マクラグレン(軍曹)
ボリス・カーロフ (サンダ -ス)
ウォーレス・フォード (モレリ)
レジナルド・デニー(ジョージ・ブラウン)
J・M・ケリガン(クインキャノン)
ビリー・ビーヴァン (ハーバート・ヘイル)
アラン・ヘイル (マトロウ・クック)
ブランドン・ハースト (ベル伍長)
ダグラス・ ウォルトン(ピアソン)

欧州大戦中、英軍の一中尉の率いる騎兵偵察隊がメソポタミア砂漠を行進中突如、何処からともなく銃丸が飛んできて中尉は即死してしまう。中尉の死体は砂に埋められ、代わって軍曹が指揮を取るが、軍曹は分隊の使命も、目的地も、また本隊が現在何処にいるかも知らなった。死んだ中尉が一人心得ていたのである。その後一隊は幸いにもオアシスを発見し、軍曹は一夜をあかすつもりで、泉に沿った回教の寺院に夜営する。しかし敵のアラビア士兵が付近に潜伏していた為、四方から銃丸を浴びてしまう。若い志願兵が歩哨勤務中に敵弾に倒れ、最古参の伍長は重傷で口もきけなくなり、つないで置いた馬は全て盗まれてしまう。馬を失った分隊は行進をやめ、救援の来るのを待たなければならなくなるのだった…。

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