東京物語

小津安二郎のマスターピース、日本映画史に燦然と輝く名作
英国映画協会 映画監督が選ぶ史上最高の映画ベストテン第1位

日本映画を代表する映画のひとつとして海外でも評価の高い作品である。小津安二郎監督作品は、ドラマチックな展開や特別なキャラクターの主人公が登場するわけではないので、映画を観る人の受け止め方によって違ってくるが、淡々とした表現の裏で人間の生と死の問題まで、描ききる深みのある奥深い作品である。

監督: 小津安二郎

公開年月日:1953/11/03 収録時間:136分

◆1953年度「キネマ旬報ベスト・テン」日本映画部門第2位
◆1995年「キネマ旬報ベスト・テン」日本映画 オールタイム・ベストテン 第1位
◆仏カイエ・デュ・シネマ誌 史上最高の映画100本 第14位
◆英国映画協会(2012年) 映画監督が選ぶ史上最高の映画ベストテン 第1位
◆英国映画協会(2022年) 批評家が選ぶ史上最高の映画ベストテン 第4位

監督 小津安二郎
脚本 野田高梧 小津安二郎
音楽 斎藤高順
撮影 厚田雄春
編集 浜村義康
製作会社 松竹大船撮影所

笠 智衆(平山周吉)
東山 千栄子(とみ)
原 節子(紀子)
杉村 春子(金子志げ)
山村 聡(平山幸一)
三宅 邦子(文子)
香川 京子(京子)
東野 英治郎(沼田三平)

日本映画を代表する映画のひとつとして海外でも評判の高い作品である。田舎から久しぶりに上京した老夫婦が子供達の家庭を訪ねるが、親に気を使いながらも、皆生活に追われていた。そんな中戦死した次男の嫁だけは、年老いた両親をやさしくねぎらうのだった。

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