頭上の敵機
Twelve O’Clock High
グレゴリー・ペック主演、米国陸軍第8空軍の活躍と人間ドラマを描いた秀作
49年度アカデミー助演男優賞、録音賞の2部門を受賞
「わが谷は緑なりき」 (’41)、 「イ ヴの総て」 (’50) などのダリル・F・ ザナックが製作に当たった、第二次大戦中のアメリカ空軍爆撃隊を描いた戦争映画。 監督は 「キリマンジャロの雪」 (’52) のヘンリー・キングで、この大戦に参加した 「決戦攻 撃命令」 (’52) のバーン・レイ・ジュニアと、「大いなる西部」 (’58) のサイ・バートレットの二人が自作の小説より脚本を書いたもの。撮影は 「クレオパトラ」 (’63) のレオン・シャムロイ、音楽は「イヴの総て」のア ルフレッド・ニューマンが担当。出演は 「アラバマ物語」 (’62) のグレゴリー・ペック、「イヴの総て」 のヒュー・マーロウと舞台出身のゲイリー・ メリル、 「西部魂」 (’41) のディーン・ジャガーなど。 49年度アカデミー 助演男優賞(ジャガー)、録音賞の2部門を受賞した。 (1949年・米国)
監督: ヘンリー・キング
1949年作品 上映時間133分 製作国アメリカ
◆第22回(1949年)アカデミー賞 助演男優賞/録音賞の2部門を受賞
監督 ヘンリー・キング
脚本 ヘンリー・キング/サイ・バートレット/バーン・レイ・Jr
原作 バーン・レイ・Jr サイ・バートレット『Twelve O’Clock High』(1948年出版)
製作 ダリル・F・ザナック
音楽 アルフレッド・ニューマン
撮影 レオン・シャムロイ
編集 バーバラ・マクリーン
製作会社 20世紀フォックス
グレゴリー・ペック(フランク・サベージ准将)
ヒュー・マー ロウ(ベン・ゲートリー大佐)
ゲイリー・メリル (キース・ダベンポート大佐)
ミ ラード・ミッチェル (プリチャード大尉)
ディーン・ジャガー(バービー・ストーバ ル少佐)
ロバート・アーサー (マカレニー軍曹)
ポール・スチュワート (カイザ 一軍医)
ジョン・ケロッグ (ジョー・コッブ少佐)
ジョイス・マッケンジー (看護 師)
リー・マクレガー (ジンマーマン中尉)
イギリスのアーチベリー飛行場は、アメリカ空軍第918爆撃隊の基地だった。司令官プリッチャード将軍は、ドイツの戦力の源泉となっている軍需工場を壊滅させるために、危険と知りつつも、昼間爆撃を敢行する。部隊は航空士のジムメルマン中尉の誤算により、敵の集中攻撃をうけて、4分の1以上の未帰還機を出した。温情家だった隊長のダヴェンポート大佐は、これを味方の不運として表沙汰とせずにいたが、指令部付きのサヴェージ准将は親友である大佐の心境を見るに忍びず、率直にプリッチャード将軍に進言、918爆撃隊はサヴェージ准将が代わって指揮をとることになった。サヴェージは隊の士気が著しく弛緩していることを知り、すでに責任を感じて自殺してしまったジムメルマン中尉以外の責任者に対して彼は容赦なく賞罰を明らかにし、猛訓練を全員に課した。
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